子宮筋腫 腹腔鏡下手術 入院 体験談①～アドバイス～
今月，子宮筋腫が見つかり，月経時の不快症状症状緩和と
妊活のために，子宮筋腫除去手術を受けてきました。
手術を受けると決めてから，退院するまで不安と恐怖ばかり…
でも，実際に手術を受け，退院してすごくすっきりした気持ち。
子宮筋腫が見つかり不安になっている方，もしかして…と心配になっている方の
助けになればと思い，経緯と経過，手術，入院に関して
書いていきます。
次の症状を自覚している方（妊活を考えている方も）は，
まずは婦人科にかかりましょう。
１）月経過多，経血量過多（→タンポンとナプキンを併用しても２～３時間もたない）
２）月経時の貧血
３）下腹部の膨満感
４）頻尿
５）月経時の強い下腹部痛
→特に1）2）5）の場合，子宮筋腫の可能性が高い上，その他の子宮系疾患も
疑われるので，婦人科受診を強くお勧めします。
婦人科へかかる際は，まずは婦人科クリニックなど、地域型の
婦人科にかかることをお勧めします。
理由は，いきなり大学病院などの大きな病院（特定医療機関）を受診した場合，
（つまり紹介状なしの場合）5000円（税別）がかかることと，と
予約なしの場合，診察までの時間が恐ろしくかかること、の2点です。
子宮筋腫の治療法は大きく分けて，
①外科的に除去する方法
②月経時の不快症状を緩和することを目的とした
③経過観察（要は様子見で特に治療しない）
以上の３通りです。
①の場合，町の婦人科では手術を行っていないことが多いので，
手術が可能（専門医がいる病院）への転院が必要です。しかし，
②、③の場合は，クリニックでの治療・経過観察で問題ないため，
最初から大学病院に行くメリットはありません。
筋腫ができてるからと言って，だれもが除去手術が必要というわけでは
ないので、まずは、ご自身の子宮筋腫の発生場所，サイズ，発生数を
クリニックにて診察してもらい，治療相談をすることが重要です。
病気に関しては，何事も早期発見が一番重要でしょう。
また，自分の健康状態を把握すること（不調の原因を知ること）は，
無意味な心配ごとを減らし，より良い生活へのカギとなります。
症状を自覚されている方は，まずは恐怖心を振り切って，
クリニックを受診されてはいかがでしょうか？
次回は，実際に私がクリニック受診から，子宮筋腫発見，
治療方針（除去手術）の決定に至った経緯と，その際に
感じたこと，アドバイスについて掲載したいと思います。
